根本的な治療を目指そう

院内

症状が繰り返すときの打開策

うつ病と診断を受けて治療を進めた結果、反復性うつ病になってしまっていることが発覚するケースがしばしばあります。人によっては治療中に通常のうつ病から反復性うつ病に移行してしまう場合もあり、抗うつ薬を使用して効いているときもあるのに、効かなくなって症状を繰り返すのがかなり辛くなってしまうことも稀ではありません。反復性うつ病になってしまったときには原因が何なのかを明らかにして根本的な治療を目指すのが重要です。原因を見つけて根本治療をするためには心療内科で意向をはっきりと伝えることが大切です。抗うつ薬で症状を抑えることを目指す状況から脱却し、原因に応じて適切な改善策を見つけ出す方向性で治療を続けて欲しいと医師に伝えましょう。うつ病の症状が出てきてしまっているときに話を切り出すのは困難ですが、薬が効いているタイミングであれば前向きに考えることができるでしょう。そのときに原因を見つける手助けをして欲しいと話を切り出し、医師の協力を得られるようにするのが大切です。

反復性うつ病の原因は器質的要因がある場合と心的要因だけしかない場合がありますが、医師に相談すればまずどちらなのかを明確にすることが可能です。器質的な変化がある場合にはCTやMRIなどを使用して脳の状態を可視化してみるとわかり、原因が見つかったら外科手術による治療で根本から治せる可能性があります。器質的な変化が見られなかった場合には反復性うつ病の原因は心にあると考えるのが基本です。心的要因の場合にはストレスを生んでいるものが何かを具体的に探ることが重要になります。うつ病の治療では下手に原因にアプローチするのが悪影響を及ぼすこともあるので本人の承諾がない限りはおこなわないという方針を立てていることも珍しくありません。しかし、きちんと意思表示をして根本治療を目指したいと伝えると、医師もカウンセリングを通して具体的に何がストレスを生み出しているのかを聞き出してくれます。それによって原因が判明すればストレスを取り除く方法がわかり、反復性うつ病を改善していける可能性が切り開かれるでしょう。